六所神社(式内 天乃石吸神社論社)
Contents
概 要
社 号 六所神社
読み ろくしょじんじゃ
延喜式神名帳 式内社 大和国添上郡 天乃石吸神社(論社)
所在地 奈良県山辺郡山添村峰寺257
御祭神 大山祇命(おおやまつみのみこと)
元は饒速日命・天忍穂耳命・天津彦根命・天穂日命・熊野忍踏命・熊野忍隅命の六柱
例祭日 10月14日
社格等
古代社格制度『延喜式神名帳』(式内社)
畿内:658座(大231座・小427座)
大和国:286座
大128座(並月次新嘗・就中31座預相嘗祭)・小158座(並官幣)
添上郡(そえがみ):37座(大9座・小28座)
近代社格制度
創建 年代不詳 文禄年間(1592-96)六所権現を改め六所明神
本殿様式
境内摂末社(祭神)
杵築神社、宗像神社、水神社、恵比須神社
一口メモ
東山郵便局の手前で県道に並行して山なりの道を入る。神社の前の民家の方から「神社の左手に大きな磨崖仏がある」と教えていただき、少し登ってみたが分からなかった。
歴史・由緒等
由緒不詳。ほとんど伝わっていない。今日社殿の東南にある巨大な磨崖石に建武5年(1338)の不動明王立像が陽刻され。江戸時代初期頃まで乗光寺と称する別当寺が存在していた。
明治七年九月に峯寺村より報告された天之石吸神社の調書に依ると、峰寺増益六柱神社と称し、「祭神不詳」・「由緒無之」。本来の祭神は、昭和年代に到って、集会所より古記・神鏡・懸仏などが発見され、六所神社の六神は饒速日命・天忍穂耳命・天津彦根命・天穂日命・熊野忍踏命・熊野忍隅命の六柱としていることなどが分かった。
「延喜式の調査」さん」
式内社 大和国添上郡 天乃石吸神社(論社)は、以下の三社ある。
六所神社 (当社)
立磐神社[夜伎布山口神社摂社] 奈良市大柳生町字神野宮 308
紀伊神社[春日大社末社] 奈良県奈良市春日野町160
境内・社叢
鳥居 社号標
拝殿
まだ新しい狛犬
本殿 花崗岩の巨石の上に春日造りの社殿が据えられ、石吸は「石スエ」の転託と考えられる。
境内社
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